特典

作品情報

最新鋭のデジタル技術でリマスター修復され、“小津カラー”がよみがえる。
第70回ヴェネチア国際映画祭クラシック部門にて、ワールドプレミア上映のニューデジタルリマスター版が、早くもブルーレイで登場！

小津監督初めてのカラー作品は、美男美女をそろえたホームドラマ。

■「世界の小津」を500年先に届ける復元プロジェクト！
小津安二郎監督生誕110年・没後50年を期して、松竹と東京国立近代美術館フィルムセンターの共同事業として『彼岸花』(1958）『お早よう』(1959）『秋日和』(1960）『秋刀魚の味』(1962）カラー４作品のデジタル修復を実施！その映像をいち早くブルーレイ化!

■それぞれ現存する35mmオリジナルネガフィルムの４Ｋスキャニング［４Ｋ＝4096×3112ピクセル］を経て、デジタル技術を駆使した丁寧なリマスター修復を実施。パラ消し、揺れ止め、濃度ムラや染み、傷の除去、画面の歪み補正、切断や欠損箇所の修復など、元小津組スタッフの監修を得て、小津安二郎監督の製作意図を忠実に再現しています。

■これが本当の“小津の色”！
小津監督が好んだアグファカラー（ドイツ製フィルム）の特性、特に赤系統の発色の再現性を重視するなど、小津組スタッフの監修により、小津が意図した色彩が鮮やかに蘇りました。

■本編には、英語字幕・日本語字幕も収録！

■小津監督第49作目にして初めてのカラー作品。監督が好んだドイツのアグファカラーの落ち着いた発色は、以後“小津の色”として定着する。

■2013年8月、第70回ヴェネチア国際映画祭クラシック部門に選出、ワールドプレミア上映が決定。

■娘の結婚に冷静になれないがんこ親父を佐分利信がおもしろおかしく好演。娘の結婚を応援する山本富士子の助演も絶妙。

■受賞歴
・芸術祭賞
・毎日映画コンクール：録音賞
・ブルーリボン賞：主演女優賞（山本富士子）

映像特典
特報・予告

初回限定特典
オリジナルポストカード

ストーリー
平山渉は娘、文子には良い縁談をと考えていた。ある日、突然、文子との結婚を了解して欲しいという谷口が平山の会社を訪れ、文子と谷口の交際が発覚。知人の娘の縁談には寛容な平山であったが、文子が相談なしに結婚の約束をしたと知り、激怒する。文子と谷口との結婚を許さない平山のもとに、文子の友人、幸子が自分の縁談で困っている、と相談にやってきた。

スタッフ
原作：里見弴
監督：小津安二郎
脚本：野田高梧／小津安二郎
撮影：厚田雄春
美術：浜田辰雄
音楽：斉藤高順

キャスト
佐分利信／田中絹代／有馬稲子／久我美子／佐田啓二／高橋貞二／山本富士子／桑野みゆき／笠智衆／浪花千栄子

2013年11月27日リリース
発売・販売元：松竹株式会社

【品番】SHBR-0201
【POSコード】4988105102347
【尺数】本編約118分＋特典約5分
【放映】1958/9/7
【製作年度】1958・2013年
【製作国】日本
【ジャンル】ドラマ
【音声】リニアPCM日本語（オリジナル）・モノラル
【字幕】日本語字幕／英語字幕
【画面サイズ】4:3スタンダード
【カラー／モノクロ】カラー
【層】BD50G

©1958/2013 松竹株式会社

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